棺プロジェクト 2021.12.06

前編に引き続き、赤ちゃんの棺「夢旅(ゆめたび)」が完成するまでの記録をご紹介します。後編では、サンプルの制作から完成まで、色や素材へのこだわりについてお伝えします。

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サンプル制作——試行錯誤の日々

業者との打ち合わせが始まってから、実際のサンプルが届くまで、何度もやり取りを繰り返しました。

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サイズの検討

最初のサンプルは、サイズ感が難しく、「大きすぎる」「形が合わない」といった課題が次々と出てきました。実際に赤ちゃんを亡くされた方の体験談を参考にしながら、何度もサイズを調整していきました。

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色・デザインの検討

悲しい状況の中でも精神の安定につながる色が必要——という思いから、白や黒一色ではなく、温かみのあるクリーム・ベージュ系の色合いを採用することにしました。業者と何度も色の打ち合わせを重ねました。

完成した「夢旅」のこだわり

完成した「夢旅」の仕様

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  • サイズ:Sサイズ(A5相当)、Mサイズ(A4相当)、Lサイズ(A4より大)の3種類
  • 素材:火葬に適した素材を使用
    <特徴>火葬までの保冷などにも強く、火葬後に遺骨に悪影響を与えにくい
  • :温かみのあるクリーム・ベージュ系、爽やかで優しいブルー系など
  • デザイン:赤ちゃんが安らかに眠れるよう、シンプルで優しいデザイン

「夢旅」に込めた思い

「夢旅」が完成した時、ようやくここまで来られたという思いと、これからたくさんのご家族に届けていきたいという思いが重なりました。

赤ちゃんとの大切なお別れの時間が、少しでも温かく、赤ちゃんへの愛が伝わるものになってほしい——その願いは、これからも変わりません。

Nagomi 代表
Nagomi 代表
グリーフ専門士・看護師